論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
892-44,892-45,892-46-892-47 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1785, 802, 804, 3869, 794, 904, 893, 897, 886 |
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キーワード |
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論文要旨 |
892番歌の「わくばらに人とは在るを人並に我もなれるを」を仏典に典拠を求めて理解する。著者は「わくばらに人とは在るを」については、既に代匠記に指摘のある四十二章経のほかに、大般涅槃経の影響も考慮に入れるべきであるという。また、「人並に我もなれるを」については、従来解釈が二分されていたが、大般涅槃経を踏まえたものであり、「わくばらに人とは在るを」と同じく、尊貴の人間としてあることを述べたものであるという。そして、その傍証として、憶良の作品において大般涅槃経を典拠としたとみられる例をあげる。さらに、大般涅槃経への傾倒が、憶良自身の歌い方の形成に影響を与えていると述べる。"
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