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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
注釈,ゆめ,ク語法,代匠記,坂本信幸,口説き歌,隠る |
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論文要旨 |
2510〜2512の問答歌三首の持つ問題点を扱う。はじめに2511番歌の5句目「恋由眼」の訓みについて論じ、定訓「コフラクハユメ」はありえない表現であるということを述べ、『古義』や『注釈』の「ナガココロユメ」という訓が、誤字説をとってはいるものの、穏当なのではないかとする。つぎに2510番歌が妻の許へ通う時の歌であることを論じ、三首が問答歌として成り立っていることを述べる。2510番歌は、口説き歌として理解すべきもので、『代匠記』のいうように妻のもとへ通う時の歌であり、通説のように帰る時の歌ではなく、そのように考えれば、この三首がすべて往路の時の問答歌であることになり、従来のように問答歌として疑問を抱く必要はないという。"
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