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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
旋頭歌,片歌,片歌問答,土橋寛,『古代歌謡論』,柿本人麻呂,人麻呂歌集,神楽歌,歌垣,短歌,口誦,三句形式の独立化,唱和,短歌の唱謡 |
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論文要旨 |
旋頭歌は唱和性を保持した二段構成であり、短歌と並置して考えるべきものではないということからはじめ、それは、三句形式の独立化という意識を媒介として、短歌の唱謡という形を反省的、意識的に利用した結果成立したものであり、記載の次元で口誦の形態をとらえることによってはじめて成り立ちうるものであるとする。そして、そのような記載と口誦の交渉という要素と、旋頭歌の存在状況とを考えると、その成立に人麻呂が決定的な役割を果たしているのは明白であるという。また、人麻呂による旋頭歌という試みは謡われるためのものであり、その口誦により記紀の六句形式の歌も成されたと考えられるが、一方で、謡われるためのものという規制をきらい、より自由な短歌形式を人麻呂はとるようになっていったという。"
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