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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
格助詞「ノ」,乃,之,仙覚,仙覚寛元本,仙覚文永本,非仙覚本,書き癖,校本萬葉集, |
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論文要旨 |
万葉集の諸本に見られる格助詞「ノ」の表記の違いについて論ずる。非仙覚本系で「乃」となっているものが仙覚本系で「之」に改められている例が多いことに注目し、これを仙覚の段階での改変であるとする。さらに、改変の理由として、正訓字を主体とする巻では格助詞「ノ」には音仮名である「乃」より正訓字の「之」のほうがふさわしいという先入観が仙覚にもあったからではないかとする。また、文永本系で再び「乃」に直されている例が多いことから、寛元本段階での仙覚の本文作成は文永本段階に比べて不注意があったとし、それにもかかわらず文永本系で直されていない例もあることから、寛元本から文永本に受け継がれた仙覚による他の改変の存在にも注意を促す。"
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