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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
歴史,文学,西郷信綱,史書,有機的統一体,時間,石母田正,神話 |
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論文要旨 |
古事記における歴史を事実への関心と時間の認識という二つの面からみると、古事記は事実を記録する精神に乏しいため史書とは言えないが、系譜の重視にみえるように時間が不可逆的に現在にまで流れているという時間認識を持っている。また七世紀以前を反映する1つの史料としての価値はあり、古事記は意識せずして歴史を持ち、語っているといえる。古事記における文学性は、帝記的部分のはたす役割が機械的であるため、古事記全体をおおうとはいえず、部分的な文学性も、政治の要請によってブレーキがかけられていると言ってよい。古事記は文学や歴史という言葉では表しきれないのではないかと考える。"
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