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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
萬葉代匠記,契沖,漢籍,契沖の漢学,高野山,孫引き,文選,空海,三教指帰,性霊集,文鏡秘府論 |
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論文要旨 |
契沖が真言宗の僧であることに注目して、『代匠記』に孫引きされている漢籍を検討し、高野山の漢学の有様から契沖の漢学について考える。まず、高野山では『文選』が必須の漢籍であったことを述べ、さらに、空海の著作やその注釈書類にも注目すべきであるという。その顕著な例として『文選』の李善注にも見えない漢籍が『三教指帰刪補』に見えることや、『性霊集』の注釈書からの引用が推定される個所を指摘する。加えて、契沖は万葉集の416番歌の解釈で『文鏡秘府論』に基づいた解釈を示すが、このことは契沖が万葉集歌と同じ発想を持つ漢籍の用例を指摘し、文学の普遍性を追及しようとしたことのあらわれであり、以上のようなことの根底には空海の著作があったという。"
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