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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
万葉集,編纂意図,雄略,古事記,区分,赤猪子,吉野,上田正昭,神仙思想,アキヅノ,アキヅシマ,葛城山,神光,浦嶋子,少子部,神性 |
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論文要旨 |
『万葉集』巻頭に雄略天皇御製歌が置かれた意義を『記紀』の記載から探ると、『古事記』は神の世(上巻)・神と人の世(中巻)・人の世(下巻)と区別できるが、雄略天皇は下巻にあって中巻的要素が濃い。赤猪子の段では不老不死の意識が、行幸した吉野には神仙思想との関わりが、蜻蛉島の歌には神という印象が、葛城山では神との交渉が見られる。『書紀』にも雄略天皇の古代性・神話性がみとめられ、神仙思想が纏わりつく。『万葉集』巻頭に雄略天皇を据えたのは、その神性から加護を求め、また『万葉集』自体を神性化する意図であったと推測する。"
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