論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3901, 3902, 3903, 3904, 3905, 3906 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
52.79, 85, 460, 786, 815, 816, 817, 820, 821, 822, 864, 897, 949, 1922, 1949, 2352, 2561, 2688, 2877, 3329, 3351, 3688, 3811, 3901, 3902, 3903, 3904, 3905, 3906, 3957, 4093, 4140, 4174, 4219 |
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キーワード |
大伴書持,追和,梅花の宴,大伴家持,元暦校本,梅花歌,梅花三十二首,大伴旅人,大宰府 |
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論文要旨 |
大伴書持の梅花三十二首に追和した3901〜3906の六首について、ここには書持独自の創作意識に支えられた一面が見出せることを論じる。まず六首に助詞・助動詞・接頭語などの形式語、構文のあり方、語句の組立に特異なものが目立つことを指摘し、その特異性は家持の歌には見られないものであることから、元暦校本が家持作とし、そこから家持の作をとる解釈を否定する。次に、この六首が梅花三十二首に追和する歌であることから、両者の関係を指摘する。一首目で主賓の815に、六首目で主人の822に和す形をとり、結果全体に対する追和を意識したものと論じる。中間四首は、特定の歌に和したものでなく、梅への関心としては、時の梅花歌に批判的であると指摘する。追和しながらも、独自の主張を巧みに織り込む。その構成こそ「追和…新歌」という題詞が意味した所と論じる。"
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