論文タイトル |
岩崎本『推古紀』『皇極紀』におおける裏書・頭注・脚注・傍注について |
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キーワード |
岩崎本推古紀,岩崎本皇極紀,釈日本紀,聖徳太子伝暦,日本書紀通証,一条兼良,日本書紀纂疏,神書纂疏補遺,聚分韻略 |
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論文要旨 |
古訓点を持つ最古の『日本書紀』の写本である岩崎本『推古紀』『皇極紀』にみられる裏書、頭注、脚注、傍注といった書入れを検討し、それが一条兼良によるものであることを述べる。これらの書入れは『釈日本紀』を中心にし、そこからの孫引きを多く持ち、時には『聖徳太子伝暦』、中国史書、当時流布していた字書『聚分韻略』などを用いてつけられたもので、身辺の書を用いた『日本紀』講書のメモであったという。そして、『釈日本紀』が主に使われ、また、兼良の注釈が卜部兼右本に伝わっていったことは、一条家と卜部家の相互交渉を思わせ、また、これらの書入れは兼良の学問の一面を見せてくれるものであるという。"
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