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論文要旨 |
従来、『新撰万葉集』の下巻の漢詩は上巻に比べて拙劣であるという評価があるが、そのような評価を前提とせずに、下巻に三例見られる「黄河」の語を出発点として下巻の漢詩の作詩意図を探ろうとする。まず、「黄河」の語は張騫説話を受容したものであることを確認し、その用いられ方は他の日本の漢詩とは違い、物語的な筋立てをもつことと漢土の文献に関わらない人物の造形がされていることに意義があるという。そして下巻の漢詩では、このように漢土の文献に関わらない人物造形がされることがあり、和歌に関わらない人物造形がされることと相俟って、漢土の人物を自由に駆使する詠み方が見られると評価する。"
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