論文タイトル |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
神話,歴史,高山樗牛,津田左右吉,西郷信綱,正負,デスポット,出雲,王権物語,旧辞,帝紀,文学的真実,歴史的真実 |
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論文要旨 |
古事記上巻は神話論の対象となっているが、「政治的に造作された天皇制神話」という論点を逸らしてはならない。高天原−出雲の神話において典型化されているように、天つ神が栄え出雲の三神格が滅びゆくといった「正と負の論理」が記紀神話を貫いている。上巻は共時的に中下巻に対してパラレルな位相を保つ。旧辞の六割を占める王権物語も史実に基づくとはいえず、帝紀も三三代の天皇のうち二十代くらいの実在しか推定できない。このように古事記は神話でも歴史でもないが、神話的かつ歴史的といえるとする。"
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