論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
432, 433, 2412, 2597, 3175, 3362, 3362或本歌, 4482, 紀119 |
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キーワード |
ナクニ,マシジ,読添え,誤写,「所」の文字,「可」の文字,西宮一民 |
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論文要旨 |
巻3・431番歌の結句の原文「不所忘」については、本文と訓に諸説がある。特に「不所忘」(ワスラエナクニ)とする説と、「不可忘」(ワスラユマシジ)とする説が代表的な説であった。本稿では、新たに『全注』(西宮一民)によって示された、本文「不所忘」、訓ワスラユマシジとする説を支持した。訓については、長歌の文脈から考えて、ワスラユマシジとあるべきであるとした。その場合、本文については「不所忘」とした。「不」は一字でマシジと訓め、「所忘」でワスラユと訓める。したがって、本文「不所忘」はユを読み添えとしないことになり、ユを読み添える「不可忘」(「不可」でマシジと訓む)より勝っており、それは誤写の面から考えても、元は「不所忘」とある可能性が高いことを述べた。"
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