万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
和語、訓読語、翻読語
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
奥村悦三
 ふりがな
おくむらえつぞう
 発行年月
1985/3
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
121
 掲載頁
3041
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号

 キーワード
和語,訓読語,翻読語,漢文訓読語,和文語,訓読文体,仮名文体,うく,といへども,といふとも,かたち,たぶ,たまふ,請,雖,給,D36713,言語体系
 論文要旨
まず、上代における「ウク」「トイヘドモ・トイフトモ」「カタチ」「タブ・タマフ」といった語を、和語、訓読語、翻読語のいずれと考えるべきかについて、それぞれの術語の定義をどのように考えるべきかを論じながら考察する。しかし、結果として、それぞれが和語、訓読語、翻読語のいずれにあてはまるかを定めるのは難しいとを述べる。そして、その理由は、このことに関する日本語という一つの言語体系の基準、規則がはっきりしていないからではないかという。そして、最後に「体系をなす」ということの意味とは何かと疑問を呈する。"