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論文要旨 |
『常陸国風土記』の「建借間命」説話の中に見られる「杵嶋唱曲」について考察する。通説では、この部分を「杵嶋唱曲」として、肥前国の「杵島曲」との関係が考えられてきた。しかし著者は、当該部分に連なる部分が対句などの漢籍による文飾で覆われていると述べ、通説ではこのことがまったく考慮されず、「杵島曲」の出現も唐突であるといい、通説に疑問を呈する。そして、当該部分は既に説があるように「鳴杵唱曲」とすべきで、これは具体的には歌垣に類するような行為で、杵を打ち鳴らして調子をとり常陸国の歌謡を歌ったことを述べているという。なお、漢籍には「鳴―唱」の対応もあり、この部分にも文章への配慮が見られるという。"
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