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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
万葉集巻14,東歌,防人歌,方言,清濁表記,東歌の蒐集 |
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論文要旨 |
万葉集巻14の用字傾向を語義優先か語形優先かを基底にして検討し、その原資料が最低4群に分けられることを述べ、その性格を考察する。その結果、原資料のまとまりが巻14の配列に生かされた可能性がほとんどなく、それを徹底的に解体して統一したものが巻14であるということ、原資料各群とそこに含まれる歌々の各国への帰属状況を勘案すると東歌の蒐集は公的な発意によるものではないということ、それにもかかわらず、それぞれの原資料は間接的な蒐集物として存在していたと考えられ、それにより、東歌蒐集の過程を再考すべきであるということ、以上のことから、東歌の万葉集への伝承過程は筆録によるものであり、記載の文学としての短歌の一翼を担うものではなかったかということを述べる。"
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