論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1, 14, 79, 210, 443, 1714, 3239 |
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キーワード |
うつせみ,「与」の文字,「世人」,助詞ト,助詞ヨ,助詞ハ,訓字主体表記の巻,読添え,正訓字,音仮名,表意兼帯表音性表記,字余り,毛利正守,井手至,橋本四郎,稲岡耕二 |
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論文要旨 |
3332番の結句「空蝉与人」については、「与」の文字を「世」の意と解し、ウツセモノヨヒトとする説や、「与」の文字を助詞のヨと解し、ウツセミヨヒトハとする説など、「与」の文字の解釈が揺れていた。訓字主体表記の巻における「与」の用例、また「世」にあてられた文字を調査していくと、「与」を「世」の意味で解釈することが困難であることがわかる。また、助詞のヨと解釈する説も、ウツセミの解釈に疑問を残す。そこで、「与」を助詞トと訓み、ウツセミトヒトトと訓む説を新たに提示した。「与」を助詞トと訓むことは、訓字主体表記の巻では、問題はなく、一首の理解にも支障をきたさない旨を述べた。"
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