論文タイトル |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
4111, 4514, 2938, 4217, 3840 |
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キーワード |
契沖,萬葉代匠記,真言宗,高野山,契沖の漢学,空海,性霊集,応需雑記,運敞,性霊集便蒙,性霊集抄,古今韻会挙要,悲嘆俗道仮合即離易去難留詩,文選,契沖の工具書,代匠,傷手,老子 |
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論文要旨 |
代匠記に見られる契沖の漢学が空海関連のもの抜きには語れないことを性霊集との関係において述べる。まず、契沖が性霊集の注釈書、おもに性霊集抄を万葉集の注釈に多く参照したことを実例を挙げて述べる。そして、文選などを引く時にも性霊集抄から引いた事があり、契沖は性霊集抄を数あった工具書の中の一つとして使用したのではないかという。このように、性霊集抄は契沖の漢学において大きな役割を果たしたが、このことは代匠記という書名を考える上でも重要でり、従来、「匠」を具体的に誰かに比定することが行なわれてきたが、性霊集のなかで空海が「拙工」という謙遜の意味で使った「代匠」に典拠を求めるべきではないかという。"
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