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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
4111, 4112, 1009, 4058, 4059, 4060, 4063, 4064, 904, 1300, 1302, 2445, 2446, 1043, 4498, 4501, 1134, 988 |
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キーワード |
坂上大嬢,坂上郎女,橘,真珠,松柏,橘諸兄,ミオモ,ミオモワ,年の賀 |
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論文要旨 |
4169、4170番歌の制作背景について主に4169番歌の表現から論ずる。4169番歌の表現に使われた「橘」「真珠」「松柏」の3語はいずれも坂上郎女の長寿を言祝ぐための寿詞であって、当該歌が坂上郎女の長寿を祝う意味を持つ書簡歌であるとし、それにより、これが坂上郎女の「年の賀」の歌であったとする。そこから、従来諸説がわかれる坂上郎女の生年について考察し、生年が701年であったとする説をとる。また、4170番歌については、当該歌が4169番歌の典型的な反歌であることを述べ、「生けるともなし」という一見賀歌にふさわしくない表現は家持らが郎女に直接対面して年の賀を祝えないことによるものだと述べる。"
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