論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3656, 3668, 3700, 3706, 3708 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3700, 3701, 3702, 3703, 3704, 3705, 3706, 3707, 3708, 3709, 3710, 3711, 3712, 3713, 3714, 3715, 3716, 3717, 3668, 3669, 3670, 3671, 3672, 3673, 3656, 3657, 3658 |
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キーワード |
遣新羅使,考課,三輪高市麻呂,遣唐大使,遣新羅大使,粟田真人,藤原清河,大伴古麻呂,阿部仲麻呂 |
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論文要旨 |
遣新羅大使阿部継麻呂が残した5首についての考察。まず、3708番歌について、それが、以下につづく官人達の歌を導き出す役割を果たしており、大使としてふさわしい、風格のある歌であることを述べる。同じく、3668番歌も、大使としての公的な立場を踏まえながらも家郷への思いを述べる歌であり、以下に続く歌々を導いているという。一方、3700番歌は単に黄葉を詠んでいるように見えるが、これも、以下に黄葉に事寄せて家郷への思いを詠む官人達の歌が続くことを予想していたものであるとする。そして、残る3656、3706番歌も、以下の部下たちの歌を引き出す役割を果たしているという。著者はこれら5首から、阿部継麻呂は当時の人格者であったとし、唐、新羅などへの大使には、このような人格が重んぜられたのであるとする。"
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