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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
133, 217, 220, 1099, 1120, 1262, 1507, 1595, 1644, 1704, 2124, 2233, 2315, 2316, 2331, 2694, 3222, 3278, 3474, 4122, 4169, 4177, 4185, 古今集54, 古今集223, 伊勢物語45, 後撰集306 |
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キーワード |
峯文十遠仁,山のたをり,たをり,タワ,大伴家持,峯のたをり,縁語的連想,井手至,馬鞍,縁語,峯,手折,掛け詞,山のたわ,河社,埼,ウダヲリ,ヰダヲリ,嶼,D-8292,タヲリ,掛詞的修辞法,山の多和,タワワ,トヲヲ,同系列擬態語,ミネモトヲヲニ,山黄葉,伊藤博,西宮一民,末辺,スヱ,ミネ,木末,タケ,ネ,ヲ,岑,峰,エダモトヲヲニ,擬態的副詞,フサタヲリ,D-12127手折,タワタワ,タワワニ,シミミニ,なりゆく,ウレ,サキ,ハシ,枝,トヲむ,タワむ,タむ,引攀而,攀づ,手折る,引攀ぢて,ふさ手折り,引攀ぢ,手折り,小鈴,秋永一枝 |
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論文要旨 |
従来難解とされ、諸説がなされてきた巻13・3223番歌中の一句「峯文十遠仁」について考察を行い、「峯」には「岑」以外に校異が認められず、そのままでミネと訓み、山の高所乃至は頂上の意とすることに問題はなく、これに「枝」に類する意を付会すべきではないこと、また「峯」の縁語としてタヲリ(嶼)を抽出し、その「尾根・鞍部・山の稜線」の意と、動詞の「手折り」とが掛詞となっていることを論証した。以上の結果により、当句は原文そのままにミネモトヲヲニと訓むべきと論じる。また、「小鈴もゆらに引き攀ぢて」と「峯もとををにD-12127手折り」との対句構文を認め、その上でこの対句を含む3223番歌後半部に試解を施した。"
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