論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
336, 384, 822, 823, 839, 844, 909, 912, 913, 918, 939, 940, 941, 1000, 1001, 1418, 1424, 1425, 1426, 1427, 1431, 1441, 1541, 1636, 1832, 1834, 1836, 1848, 1862, 3677 |
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キーワード |
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論文要旨 |
山部赤人の和歌史的位置付けについて論じる。赤人は歌の中に別個の情を序詞と本文として位置付け、序詞が本文の一部または全部を起こすことによって別個の情を一つに結合させ、立体的な構造を持った歌を詠み得た。しかし、その二つの情は未だ止揚されないまま共存しており、意味の面での立体構造には至らなかったと論じる。赤人は意味の上では常に単純明確な一つの情だけを歌うのであり、この歌い方は前期萬葉の伝統に沿うと論じる。単純明快であるがために、先学は赤人の歌を譬喩歌と考えたのでないかと指摘する。だが、形式的にも、意味の面でも立体構造を持つ歌は、この当時すでに赤人を除く他の後期万葉の歌人達によって徐々に形作られつつあったことが指摘できるとする。"
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