論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
38, 1812, 1819, 4490, 4492 |
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キーワード |
立春,立秋,春立つ,秋立つ,春立,雨森芳洲,霞,六如上人,葛原詩話,葛原詩話後編,保坂達雄,山田孝雄,伊藤博,漢籍の異文の追求,揺山,新井栄藏 |
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論文要旨 |
漢語摂取の一例として「春立つ・秋立つ」と「立春・立秋」をとりあげる。六如上人の『葛原詩話』『葛原詩話後編』は「春立」の例として楊慎及び孟浩然の二例を挙げ、「春立つ」は「立春」の飜訳語ではなく「春立」をそのまま日本語に採用したものとするが、本稿はその説に対して、前者の例が「立春」とあるべきところを韻の関係上「春立」に改めたこと、また、後者の例は多くの諸本で「春至」となっていることを指摘して、「春立」の語の存在の確証はなく、「春立つ」を生み出すためには漢語「立春」を基本点として考えるべきことを論じる。そして、更に「揺山」を例に挙げて、国文学徒にとっても漢籍の異文の追求が必要であることを説いている。"
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