論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
897, 898, 899, 900, 901, 902, 903 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
794, 795, 796, 797, 798, 799, 955, 956, 429, 884, 885, 886, 887, 888, 889, 890, 891, 805 |
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キーワード |
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論文要旨 |
山上憶良の「老身重病経年辛苦及思児等歌」に関して、主に反歌六首の構成について論ずる。著者はまず題詞の解釈を再考し、当該歌群の主眼は「思児等」にあると述べ、作品全体の構成についてもこのことを前提として捉えなければならないとする。そして、「日本挽歌」「敬和為熊凝述其志歌六首」と同じく当該歌群も反歌6首が長歌の叙述の流れを溯るかたちの性格である可能性を述べる。反歌第1首、2首で子を思うという主題を提示し、第3首、4首でも子への思いを正面に出して詠み、第5首、6首では子への思いは言外のものとなっているが、長生の願いが子のためであることを検証する。また第6首は構成のための入念な配慮の下に重出させたものであるという。"
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