論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
4442, 4443, 4444, 4445, 4446, 4447, 4448, 4449, 4450, 4451 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
4063, 4064, 4058, 4059, 4164, 4165, 978, 4174, 815, 4474, 4473, 4211, 4212, 1809, 1810, 1811, 3644, 4331, 4472, 4473, 4473, 4272, 4453, 4493, 4494, 4495, 4514, 4304, 3638, 3639, 4111, 4112, 1009, 1010, 1584, 4315, 4316, 4317, 4318, 4319, 4320, 1597, 1598, 1599 |
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キーワード |
追作,追和,追同,和,同,追,未奏,不奏,未誦之,不挙誦,いや〜,なでしこ,橘奈良麻呂 |
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論文要旨 |
家持が「追作」と注す4450、4451の制作意図を考察する。まず著者は「追和」「追同」と「追作」との違いを論じ、「作」はより広い意味を持っているとし、また、他の「未奏」などの注記と関わらせた結果、当該二首においては、家持は当日の宴席に参加せず、後日宴席での歌の記録を得たと考えるべきであるとする。次に具体的な「追作」の意図を論じ、4450が4446、4451が4449と密接であることを論じるが、4450、4451をひとつの塊として見た場合、二首が別時の宴歌に呼応していることに注目する。そして、以下歌の表現に注目し、追作二首は、個別に直前の宴席歌に対応したものではなく、むしろ、新たな作品として橘奈良麻呂に向けて詠まれたものであると結論付け、そこに、過去を振り返り、さまざまな追憶を綴り合せて作品を形成していく手法を見出す。"
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