論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1892, 2495, 2468, 1301, 1302, 2416, 2496, 2424, 2422, 2488, 1294, 2408, 2457, 2446, 2448, 1894, 2358, 1310 |
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キーワード |
人麻呂歌集,略体歌,助動詞「り」,訓読漢字,在,居,非略体歌,篆隷万象名義,原本系玉篇 |
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論文要旨 |
まず、人麻呂歌集略体歌において、助動詞「り」が文字化される場合と読添えとなる場合との相違を実例により考察し、「り」に先行する動詞の主語の存在、居住を強調する必要のある時は「存也」「居也」の意の「在」によって文字化し、それ以外の場合は読添えとしたと結論付ける。次にこれまで同題目で五回にわたって示してきたことと合わせて、人麻呂歌集略体歌の助辞表記のうちアリ系統の語の文字化についてまとめを述べ、表記者に原本系玉篇の訓詁の影響が見られることを強調する。最後に、略体歌は、単なる省略表記ではなく、表記者が、定型和歌の表記、表現として、和語をいかに文字化、あるいは読添えさせるかに腐心した結果の表記であるとする。"
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