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論文要旨 |
巻九の浦島伝説歌について、「作者の創作」という点を中心に論じる。まず、長歌中にある「家」の語に着目し、「旅」の意味との関連から一首における「家」の意味を考察する。また、娘子が浦島子に「玉櫛笥」を渡した意味についても「旅」との関わりから述べていく。当該歌は浦島子が常世に住むべきであったとする考え方に基づいており、虫麻呂はそこから世間に帰って来た浦島子を批判的に歌うという構想を以て、当該歌を詠んだとする。その点で、当該歌における浦島子の話は万葉集以外の文献に見られる話とは異なる様相を呈する部分を持ち、そこに虫麻呂の独自性、創作性があると指摘する。"
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