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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
預作,橘諸兄,橘,いにしへ,宣命第2詔,建内宿禰,橘氏賜姓の上表文,縣犬養三千代,申す |
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論文要旨 |
4256番歌の「いにしへに君の三代経て仕へけり」を、「我が大王は七代申さね」という主意の部分と対比されるものとして当該歌理解に重要な位置を占めるものと定位し、特にそのなかの「いにしへ」の背景を中心に論ずる。著者によれば、この「いにしへ」の「表現的環境」として想起すべきなのは『続日本紀』の「橘氏賜姓の上表文」であり、この上表文のなかで、この度の橘氏の賜姓の淵源を建内宿禰に求めていること、また、理想的な廷臣としての建内宿禰という一般的理解から、当該歌の「いにしへ」の指す人物も建内宿禰であると結論付ける。さらに、著者は「いにしへ」の指す人物に縣犬養三千代をも想定するが、「申す」と詠まれていることから、その可能性は建内宿禰ほどではないとする。"
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