論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
157, 305, 332, 334, 411, 604, 624, 638, 694, 695, 796, 806, 976, 1038, 1197, 1257, 1342, 1379, 1809, 1741, 1772, 1936, 2062, 2312, 2395, 2400, 2411, 2455, 2535, 2576, 2768, 2907, 2983, 3025, 3098, 3116, 3271, 3288, 3421, 3482, 3535, 3586, 3615, 3727, 3745, 3761, 3799, 3811, 3814, 3816, 3830, 4104, 4154, 4222, 4306, 4356, 4469, 4493, 紀42, 紀123, 古今523, 金葉606, |
|
キーワード |
形式名詞,タメ,ユヱ,カラ,菊澤季生,実在的理由,論理的理由,将来因,目的因,内なるもの,外なるもの,奥津敬一郎,未然理由,已然理由,記紀歌謡,歌経標式,日本霊異記,逢ふ,渡瀬昌忠,山田孝雄,堀口和吉,恋ユヱ,教端抄,正倉院仮名文書乙,シカルガユヱニ,山口堯二,オノカモノカラ,折口信夫,橋本四郎,指示体系,澤瀉久孝,石垣謙二,古典集成本,ソの領域のもの,コの領域のもの |
|
論文要旨 |
上代語には原因・理由を示す形式代名詞にタメ・ユヱ・カラがあるが、その相互関係を観点に入れつつ、三語の使い分けについて上代の和歌を中心に考察した。その結果、未実現・未完了のことがらを理由とする場合にはタメが使われ、すでに存在し、完了していることがらを理由とする場合にはユヱ・カラが使われることがわかった。またタメは自分の意思の及ぶ範囲外の内容(ソの領域のもの)が理由となる場合と、自分が希望・意図する内容(コの領域のもの)が理由となる場合とがあるが、「外なるもの」を理由として示すユヱはソ系の指示詞と結びつき、「内なるもの」を理由として示すカラはコ系の指示詞と結び付くことを述べた。"
|
|
|
|
|