万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
厠の中にて
 論文サブタイトル
碓命と小碓命
 単著/共著
単著
 論者名
守屋俊彦
 ふりがな
もりやとしひこ
 発行年月
1986/11
 発表雑誌名
上代文學
 特集タイトル

 発行所
上代文学会
 発行番号
57
 掲載頁
5368
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
19, 2656, 記100
 キーワード
厠,大碓命,小碓命,ねぐ,尾張国風土記逸文,桑,槻,斎屋,大藤時彦,厠神信仰,李家正文,聖婚神話,丸岡節江,神事儀礼,天皇争奪戦
 論文要旨
景行記に小碓命が大碓命を厠の中で殺害したことが記されており、英雄の行為としては似つかわしくなく理解しがたいが、厠には聖婚神話との深い関わりが見られ、厠の側に聖樹と思われる桑の木があったという記載が風土記にあることなどから、厠に斎屋的性格があったことを指摘した。また「ねぐ」という言葉に神の加護を願う意があることや、履中記の曽婆訶理の例から、天皇有資格者の二人の間で天皇の地位をめぐった厠での神事儀礼があり、それがこの物語の一番の原話なのではないかと推察した。"