論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
165, 423, 941, 1427, 1571, 1728, 1778, 2037, 2050, 2195, 3119, 355, 3198, 4069, 4085, 4321 |
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対象歌句番号 |
165-3,423-22,941-3,1427-1,1571-3,1728-3,1778-1,2037-3,2050-1,2195-3,3119-1,3155-3,3198-1,4069-1,4085-3,4321-3 |
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歌作者データ |
大伯皇女,山前王(柿本人麻呂),山部赤人,藤原八束,石川卿,娘子,能登臣乙美,大伴家持 |
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参考歌番号 |
17, 18, 105, 106, 155, 163, 164, 166, 938, 939, 940, 957, 958, 959, 1424, 1425, 1426, 1570, 1726, 1727, 1779, 2034, 2035, 2036, 2038, 2047, 2048, 2049, 2194, 2196, 2197, 2198, 3120, 3150, 3151, 3152, 3153, 3154, 3196, 3197, 3723, 3724, 3725, 3726, 4066, 4067, 4068 |
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キーワード |
明日よりは,大野晋,井手至,粂川光樹,橋本万平,田中元,神野志隆光,稲岡耕二,近藤信義,三浦佑之,伊藤益,平舘英子,三田誠司,歌群,連作,清水克彦,渡瀬昌忠,波紋型構成,坂本信幸,伊藤博,配列歌群,逐時的和歌配列,創作歌群,別離歌,明日ゆ後には,明けてをちより |
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論文要旨 |
「明日よりは」という句を含む歌を歌群中の一首として捉え、その言葉のもつ意味を歌群の流れの中で改めて考察する。歌群の中でうたわれる場合、「明日よりは」という一句を含む歌は、歌群の最後に位置し、その歌群を締めくくるという役割を担うことが多く、意図的に配列された歌群においても、ほぼ同様のことがいえること。また、別離歌群の最終部に「明日よりは」や、それに類する「明日ゆ後には」といった一句を据える表現が、歌群の起伏を経て、その感情の頂点、別離の場面において、最も効果を発揮することから、「明日よりは」の一句が、それの持つ“余韻”の深さをもって歌群を完結せしめることを述べる。さらに、「明日よりは」の句を持つ歌が歌群の冒頭にくる、配列歌群中の例外(歌群2194〜2198中の2195番歌)について、中臣宅守・狭野弟上娘子贈答歌群の冒頭四首中の3726番、第4句「明けてをちより」を参考に、「明日よりは」の句が、深い“余韻”をもって歌群を完結するが故に、後続の歌々を誘ったものと解し、防人歌群冒頭歌4321についても同様であることを指摘する。"
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