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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
古事記,一宿婚,表現,神婚,青木周平,神話的構想,折口信夫,倉塚曄子,村松武雄,一夜孕み,木花之佐久夜毘売,再構成要素,火中出生譚,バナナ型神話,津田左右吉,菅野雅雄,吾田,神代紀第九段,斉藤英喜,様式的表現,貞操問題,活玉依毘売,一夕,系譜意識,創作性 |
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論文要旨 |
古事記には一夜の婚姻をいう語が三ヵ所に見えるが、この一宿婚の表現は古事記が独自に獲得したものであると推察し、神武記と垂仁記の例は神婚の表現として機能していることを確認した。木花佐久夜毘売神話の例では一夜孕みと共に使用されているが、書紀との比較により「一宿婚」は一夜孕みを時間的に遡及させた表現であり、婚姻語として成立せしめた造語であると指摘した。また神話以外の箇所でこの表現が自立した背景には中巻以降における神話的構想の要請が要因としてあったとし、古事記の創作性の一端を窺い知ることができたと述べた。"
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