論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
38, 52, 103, 126, 405, 513, 739, 782, 939, 1119, 1182, 1453, 1497, 1597, 1790, 2808, 2871, 2917, 3531, 38283889, , 4011, 4094, |
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キーワード |
助動詞,存続,り,継続,アスペクト,川端善明,山田孝雄,連体法,連体修飾語,つ,ぬ,たり,ふ,動作態,存在 |
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論文要旨 |
萬葉集のリについて、現代語「〜ている」と対比させながら、表現性の分析を行う。リは述語動詞によって指し示される内容が、”ことがらとして存在するということ”を表すべき要素で、更に”ことがらの《既実現=存在》性”を語るものとする。ここから、文脈によってリは分化して行くが、このことはリの「根元的意味」として常に揺らぐことは無いと指摘する。そして「〜ている」と比べた時、リと「〜ている」は多くは重なるが、表現領域としてリの方が広い領域を持つが、それは継続相表現要素としての積極性の確立を十分になし得ていないことの現れであり、《既事実=存在》の世界を非分析的に表すこととなると論じる。結果、リは「完了・存続の助動詞」とみるより「現実性の助動詞」と解する方が相応しいとする。"
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