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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
155, 302, 420, 501, 1272, 1273, 1274, 1275, 1276, 1277, 1278, 1279, 1281, 1282, 1284, 1285, 1286, 1288, 1289, 1291, 1292, 1293, 2351, 2352, 2360, 2361, 2435, 3009, 3183, 3356, 3684, 3876, 記83, 記86, 記98, 記103, 紀3, 紀45, 紀71, 紀76 |
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キーワード |
旋頭歌,歌謡,口誦性,集団性,歌体,片歌,久松潜一,問答,物語歌,土橋寛,口誦,記載,清水克彦,柿本人麻呂,稲岡耕二,神野志隆光,差大裁,やや,差,問答歌形式,呼びかけ形式,繰返し形式,脇山七郎,対話性,変形,呼格,伊藤博,話者,高野正美,主題,説明,副次的話題,問答形式,主述形式,自問自答,交替,身崎寿,詠作者,記載文学,人麻呂作歌,人麻呂歌集,七夕歌,享受者,唱謡法,交互唱,歌掛け,寄物陳思形式,譬喩形式,創作旋頭歌,神楽歌,田植え歌,儀礼的歌謡 |
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論文要旨 |
旋頭歌の成立に関しては、「片歌」問答にその淵源が求められてきたが、それが固定観念となって享受の規制となっていることを指摘する。この点の克服を目指し、人麻呂歌集旋頭歌を主たる考察の対象として、旋頭歌における叙述の位相の検討を行う。その結果、旋頭歌における集団性や口誦性が、あまりにも透明なイメージで語られていることに疑問を呈し、叙述が不透明な要素を抱え込んで存在する点にこそ、集団性や口誦性を読み取るべきことを究明した。また、この見地に立つ場合には、「片歌」問答起源説がその根拠を失うと論じる。さらに、旋頭歌の様式的特徴は、「主題―説明」関係からなる二段構造の顕在性において一元的に把握されるべきことを明示した。"
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