論文タイトル |
神野志隆光著『柿本人麻呂研究―古代和歌文学の成立―』 |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
古事記,日本書紀,共有,代作,人麻呂歌集歌,個,個の抒情,天皇神格化表現,日雙斯皇子命,続日本紀,元興寺伽藍縁起 |
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論文要旨 |
神野志隆光氏の『柿本人麻呂研究―古代和歌文学の成立―』(以下「評書」)の書評。まず、評書が人麻呂を古代和歌史の中に位置付ける考察であることを述べ、全体的な視点を示す。そして、人麻呂の「個」の作用をキーワードに、「代作」と「共有」の問題、歌集歌の問題、天皇神格化表現、「日雙斯皇子命」の問題に触れる。「代作」と「共有」の問題では、神野志氏の「共有」という捉え方に一定の理解を示しながらも、額田王から人麻呂へという過程を見るとき、「代作」という把握が必要であると述べる。また、「日雙斯皇子命」の問題については、著者独自の観点からも、人麻呂の創造であるという神野志氏の見解を支持する。"
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