論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
338, 339, 340, 341, 342, 343, 344, 345, 346, 347, 348, 349, 350 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
338, 339, 340, 341, 342, 343, 344, 345, 346, 347, 348, 349, 350, 554, 555, 840, 852, 892, 973, 1295, 1656, 1657, 4059, 4116, 4205, 4254, 4264, 4275, 紀107 |
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キーワード |
大伴旅人,讃酒歌,酒,文芸,竹林七賢人,劉伶,酒徳頌,萬葉代匠記,猿,漢籍,漢詩,中国詩文,文選,藝文類聚,酔泣,搏玄,D20788猴賦,連作 |
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論文要旨 |
讃酒歌以外の酒は記紀も含め、祭祀や宴と関連して詠まれ、酒を讃美の対象として扱うのは讃酒歌のみで、その点においてここでの「酒」は留意されるべきもとなる。この様な視点で讃酒歌を捉える時、「猿」という語も又、当時の文献での現れ方と比べ、特徴的であると指摘する。人を猿に譬えるものは上代文献には見ることが出来ない。一方、中国では詩文に猿はまま現れるが、やはり人に譬えるものはないが、搏玄「D20788猴賦」にはからかわれた猿が目を怒らし歯をむき出す様が描かれるが、この表現は既に讃酒歌との関連が指摘される劉伶「酒徳頌」の議論する二人の形容とそっくりであり、旅人の何らかの体験か思い付きで二つの描写を関連させ表現したものであろうと論じる。"
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