論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3957, 3991, 4111, 4136, 3221, 267, 924, 1367, 1422, 1494, 1553, 1826, 1865, 3155, 3291, 4160, 312, 4255, 185 |
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キーワード |
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論文要旨 |
1263番歌の第3句「此山上之」には、諸本、諸注釈書に幾つかの訓みが存し、大別すると「このやまの」「このみねの」「このをかの」「このもりの」になる。「をか」「みね」「もり」については、訓に明確な根拠がなく従い難い。第3句の句末「之」には体言「木末」が続く。集中に十六例ある「木末」の語の殆どは「山」と深い関連がある。また、「山上」で「やま」の訓が成立するかという点であるが、集中の「石上」の「上」を不読として訓む例から、「山上」も「上」を不読として「やま」と訓んで差し障りがないと言える。従って、「此山上之」は「このやまの」と訓むのが最も落ち着いた『萬葉集』の訓になると思われる。"
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