論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
199-43,199-44,199-45,199-46,199-17,199-48,199-49,199-50,199-51,199-52,199-53,199-54,199-55,199-56,199-57,199-58,199-59,199-60,199-61,199-62,199-63 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
壬申の乱,人麻呂歌の異伝,雷,虎,天武天皇,幡,驟,由布の林 |
|
論文要旨 |
高市皇子挽歌における、壬申の乱を描写する表現の本文と異文注記とを比較し、両者の関係について考察する。両表現を比較した結果、著者は、異文では、聴覚と視角との対比的譬喩による構成で軍勢のすさまじさを表現し、本文では、聴覚を主とする軍勢の威力の恐ろしさを表現し、その後半では、春対冬、視角対聴覚を表わす八句ずつの対句をおいていることを見出す。そして、異文も本文もそれぞれ自立した表現と見られ、両者ともに皇子の殯宮における挽歌であり、人麻呂により異文が改められて本文へという展開を遂げたものと見るべきであると結論づける。"
|
|
|
|
|