論文タイトル |
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単著/共著 |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
香具山宮,埴安池,泣沢杜,匍匐礼,香具山,畝尾都多本神社,,神話,類聚歌林,桧隈女王,祷祈,祈り,ナキサハメノカミ,怨 |
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論文要旨 |
柿本人麻呂の高市皇子挽歌の「或書反歌」について分析を行なった論文である。まず、高市皇子の邸宅である香具山宮、高市皇子挽歌に登場する埴安池、高市皇子の死に際して桧隈女王が祈ったとされる泣沢杜について考察。その近接した位置関係を確認している。次に、記紀に記載されている泣沢杜の起源伝承を比較検討して、埴安池の水源である泉に、泣沢女の神の神話が接合された歴史があることを指摘している。そういった神話が附会された杜に、高市皇子の生命復活の祈りがなされたことを説いている。以上のような神話の附会が行なわれた時代を、香具山を世界の中心とする思想のあった持統朝であった、との結論を導きだしている。なお、本論文は上野誠『古代日本の文芸空間−万葉と葬送儀礼』(雄山閣出版、1997・11・5)に所収されている。"
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