論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
91, 92, 103, 104, 236, 237, 101, 102, 2652, 2222, 1378, 1899, 2309, 2434, 2663, 2694, 2833, 3279, 1347, 1337, 401, 400, 4197, 394, 3028, 4390, 2347, 2512, 2015, 592, 1247, 983, 992, 1412, 1660, 4167, 1782, 1783 |
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キーワード |
擬古,賜御者,奉和歌,越ゆ,馬柵,標,結ふ,御幸,遠音,梓弓,赤駒,贈答歌 |
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論文要旨 |
巻4に収められる聖武天皇と海上女王との贈答歌について、「反発性」を中心にその対応を考察する。まず、天皇歌左注に注目し、天皇歌の上句の序部分と下句との結合に不自然なところがあることに着目する。そしてその不自然さを理解可能にするための解釈を考察し、天皇歌が、女王の多情さを揶揄する歌であるのではないかとする。一方、それに対応する女王歌は、天皇が自分を占有したかのようにいいながらも、浮気者であるかのように歌っているのだという。当該贈答歌の反発性はこのような歌い方に由来するのであるが、ただ単に反発性を持っているのではなく、赤駒、馬柵、梓弓、御幸といった素材を詠み込むことで、それらの素材を含む天皇臨席の行事において天皇を讃美する役割をも持っていたのではないかとする。"
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