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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
128, 146, 162, 210, 228, 267, 318, 382, 383, 924, 935, 1028, 1050, 1263, 1288, 1422, 1428, 1436, 1494, 1507, 1577, 1586, 1595, 1618, 1650, 1747, 1826, 1830, 1896, 1937, 1993, 2109, 2170, 2186, 2201, 2205, 2232, 2233, 2242, 2258, 2314, 2315, 2330, 2332, 2487, 2618, 2790, 2840, 2985, 3221, 3222, 3250, 3278, 3279, 3310, 3311, 3312, 3313, 3314, 3315, 3316, 3317, 3318, 3319, 3320, 3321, 3322, 3436, 3455, 3487, 3504, 3876, 4111, 4220, 4352, 4380, 4508, 4515, 記43, 記51, 記82, 記91, 記100, 紀43 |
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キーワード |
峯文十遠仁,巻十三,雑歌,国見歌,神なび,桜井満,岸俊男,カムトケノ,霹靂之,カミトケノ,カミトキノ,ナルカミノ,雨霧合,アマギラヒ,日香る空,枕詞,日香天之,香,馥,カホル,カボル,ヒカヲルソラノ,香る,クモラフ,九月,しぐれ,いまだ来鳴かね,未来鳴,イマダキナカズ,瑞枝さす,イマダキナカヌ,斎槻の枝に,斎槻,卅槻(三十槻),ミソツキガエニ,五十槻,イツキガエダニ,イツキノエダニ,小鈴もゆらに,小鈴,ヲスズ,コスズ,手折り来つ君,手折来君,手折来,タヲリコム,タヲリケリ,来有り,来り,来有,来流,来煎,タヲリキヌ,タヲリキツ,ミネモトヲヲニ,ミネ,とををに,とをを,たわむ,とをむ,たわたわ,たわわ,とをとを,たわ,とを,たをり,スエモトヲヲニ,延多文十遠仁,エダモトヲヲニ,延太文十遠仁,D-14817文十遠仁,犬養孝,西宮一民,巓,スヱ,高橋庄次,春日和男,嶼,引攀ぢ,樹巓,キノスヱ,山椒,ヤマノスヱ,末辺,スヱヘ,末つひに,末,モト,本,松岡静雄,上つ枝,中つ枝,下つ枝,最末枝,末枝,秀つ枝,梢,ウレ,若末,ウラバ,末葉,御嶺,高,高し,高嶺,山の末,秋の赤葉,モミチバ,赤葉,モミツ,赤,紅葉,黄葉,カムトケ,相聞,黄葉狩,ホギ歌,古代演劇,豊饒の予祝,コヌレ |
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論文要旨 |
巻十三「雑歌」の部に収められた長反歌(3221・3222)の中で、特に難解な句とされる「峯文十遠仁」について論じる。従来当句に為されてきた諸説の検討に、独自の考察を加え、「峯」が高木の幹の天辺をいう語と見れば、一首の中で問題なく収まること、逆に言うならば、高木の幹の天辺の意を託したいために、ことさらに「峯」の語が選び取られたことを論証した。また、巻十三という特殊な巻の歌に、このような特殊な「峯」の用法が見えることに、ことさら不都合を感じる必要のないことを示した。さらに、この長歌は秋の国見ともいうべき、神なびの黄葉狩に集った男女の間で唱われた一種のホギ歌であったとし、「峯もとををに」とは、このような場が必然のものとして要求し、選択した表現のひとつであったと論じた。"
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