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新資料・林國男「万葉考松能落葉」の三山歌論に触れて |
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論文要旨 |
今日でも問題が多い三山歌の解釈であるが、今日の通説となる解釈が唱えられた初期にあたる林國男の『万葉考松能落葉』の記述を中心に、その正当性を強調する。今日の通説となる、香具山(男)は、畝傍山(女)を誰の手にも渡したくないと思い、耳成山(男)と争ったという解釈は、以前の通説を必ずしも払拭するにはいたらず、國男等の説に対する批判は繰り返された。しかし、渡瀬氏は、当地の状景や、「雄男志」の用字、「惜し」の解釈、語法上の問題、いずれをとっても、國男らの説に対する批判はあたらず、今日の通説になっている國男らの説の正当性を認めるべきであり、三山歌の持つ諸問題はこの読みを出発点をすべきであると述べる。"
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