論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
工藤力男,東野治之,長屋王家木簡,毛利正守,一々,ひとつひとつ,ひとりひとり,一々人,長岡京跡木簡,木簡,阿礼,宣命書き,あれ,ラ変動詞,も,にも,にもあれ,もあれ,糯,粟,正倉院文書,関根真隆,一々物 |
|
論文要旨 |
「勅旨 石川夫人 糯 阿礼 粟 阿礼 (表) 一々物今二斗進 内東人 (裏)」と翻字される長屋王家木簡の訓読について、蜻蛉日記や宇津保物語の「ひとつひとつ」の用例、及び竹取物語の「ひとりひとり」、長屋王家木簡や長岡京跡木簡に見える「一々人」の用例により、裏の「一々」を「ひとつひとつ」と訓み、「いずれか一方の」の意とすることを明らかにした。また、この結論を踏まえた上で、表の文面の訓みについて検討を行い、宣命書きにされた二つのラ変動詞「阿礼」の前に補読すべき助詞は、今昔物語集のような用例を参照して、「に」とすべきことを論証した。なお、裏の「一々物」の「物」を訓まない別案も提示する。"
|
|
|
|
|