論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
932, 1002, 1693, 1783, 1796, 1797, 1798, 2014 |
|
キーワード |
人麻呂歌集,非略体歌,略体歌,読添え,ニホフ,「而」,稲岡耕二,伊藤博,訓字主体表記の巻,井手至,誤写 |
|
論文要旨 |
1799番の第4句は写本・版本に「尓保比去名」(ニホヒテユカナ)とあったのを『萬葉考』に「弖」の文字を補い「尓保比弖去名」(ニホヒテユカナ)とした。その他、「尓保比去名」(ニホヒニユカナ)、「尓保比尓去名」(ニホヒニユカナ)などの説があった。本稿では、新たに「而」の文字を補い、「尓保比而去名」(ニホヒテユカナ)とすべきことを説いた。「尓保比」は音仮名ながら正訓字表記は難しい語であるため、その下に「而」の文字が使われる例もある。さらに、訓字主体表記の巻における「而」や「弖」の文字の用例、人麻呂作歌や人麻呂歌集におけるテの用例から判断して、「尓保比而去名」(ニホヒテユカナ)とする説は認められるとした。"
|
|
|
|
|