論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
1191, 2421, 841, 1834, 3276, 543 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
タチテツマヅク,タチツマヅク,ツマヅク,『新撰字鏡』,原本系『玉篇』佚文,『説文解字』,蹴然,躑D37905,踉D37817,アシスル,オドル,躑躅,踟D37868,猶豫之皃,躊躇,躇峙,躑D37821,D37821足,サキテチル,サキチル,笠金村,上代語,和訓 |
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論文要旨 |
上代語「ツマヅク」の万葉集中の用例のうち「タチテツマヅク」という句をなすものについて取り上げ,『新撰字鏡』の「タチツマヅク」の和訓をもつ漢字の訓詁を通してその意味するところを考える(「タチテツマヅク」と「タチツマヅク」の差異については「サキテチル」「サキチル」の用例を上げて「一つの動作概念」と仮定している)。そして,「タチツマヅクの倭訓は,『躑D37905』すなわち『躑躅』の意義の二つの側面―足踏みするようにして前に進まない動作と,その内側にある決心がつかずぐずぐずする心情と―のどちらにも対応すると考えられる」と結論する。さらに筆者は『万葉集』の正訓表記と『新撰字鏡』の和訓についても「『新撰字鏡』は倭訓タチツマヅクは,はそのような漢語との対応について意識的に記述した最初の例である」と述べる。"
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