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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
10, 17, 25, 26, 79, 115, 131, 138, 142, 151, 175, 427, 886, 905, 942, 1109, 1801, 2946, 3097, 3192, 3193, 3194, 3195, 3240, 3790, 3878, 3879, 4009, 4349, 4357, 記91 |
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キーワード |
隈,道の隈,国境,異境,異郷,他界,境界,手向け,鎮魂,境界神,障神,岐神,日本書紀,古事記,出雲風土記,延喜式,名義抄,新撰字鏡 |
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論文要旨 |
上代の「隈」という言葉に注目し、当時の人々の「隈」との関わり合い、「隈」に対する意識、「隈」における習俗儀礼などについて考察する。「隈」と呼ばれる場所が如何なる形態であるかを古辞書の訓や萬葉・記紀・風土記などから曲所とし、一種の境界をなす所であったとする。また熊野、熊成峰の「熊」には「隈」の意が含まれていることを指摘し、さらにさ檜前を詠み込む萬葉歌や挽歌特に行路死人歌などを併せた考察から「隈」が死者や他界と密接に関わり合う所であったと論じる。結果そのような地であるが故に、「隈」を詠む羇旅歌や行幸歌では手向け、鎮魂などの行為をともに詠み込むのであって、当時の人々の土地に対する信仰を見ることができるとする。"
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