論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
802, 3332, 3875, 3878, 3880, 3885, 3947, 3954, 4207 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
2, 3, 5, 13, 16, 17, 35, 36, 45, 150, 152, 153, 155, 199, 217, 239, 240, 260, 319, 324, 329, 379, 382, 443, 481, 485, 490, 563, 615, 664, 790, 794, 800, 894, 897, 928, 933, 1005, 1062, 1132, 1161, 1312, 1380, 1384, 1349, 1429, 1515, 1520, 1629, 1738, 1746, 1749, 1761, 1809, 2052, 2256, 2699, 2827, 3185, 3230, 3242, 3243, 3253, 3263, 3268, 3274, 3301, 3324, 3330, 3397, 3440, 3517, 3788, 3993, 4003, 4080, 4094, 4095, 4125, 4187, 4254, 4331, 4396, 4466, 4471, 4506, 4507, |
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キーワード |
字余り,字足らず,長歌,短歌,単語結合体,単語連続,母音,ヤ行,ワ行,字余りの法則(第2則、弟3則、弟4則、弟5則) |
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論文要旨 |
万葉集の長歌の字余り・非字余りについては、(イ)短歌第1・3句と長歌5音句。(ロ)短歌第2・4句と長歌7音句(結句以外)。(ハ)短歌第5句(結句)と長歌結句。というように、短歌の字余り・非字余りの様相と長歌のそれとは対応しており、同様の規則性・法則性が認められることを述べたもの。末尾に筆者の分類による万葉集長歌7音句の仮名書き用例が示されている。万葉集の長歌は音数制限軽視の傾向がみられ、字余り研究から敬遠されている。字余り句だけでなく字足らず句をしばしば含むからである。しかし、筆者は、字余りと字足らずとを一律に捉えるべきではないと考える。字足らずは長歌が過渡的段階から定型化が進につれて減少するけれども、字余りはそのいずれの段階であっても大きな隔たりはみられない。この点で、字足らずと字余りとは別に扱う必要があると考える。このようにみれば長歌においていかなる場合に字余りを生じ、いかなる場合に字余りを生じないかを検証すれば、短歌の様相と長歌のそれとは対応関係がみられると結論付ける。"
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